ひだまりこそだち

わが家のこそだちタイプ

畑タイプ
導く・整える・見守る

種をまき、手をかけすぎずに育てる

これは性格の判定ではなく、いまの、わが家の傾向のスナップショットです。子の年齢や、きょうだいが増えたこと、その日の余裕でも変わります。どの風景がいい・悪いということはありません。強みとつまずきやすい点は、たいてい同じ性質の裏表です。

環境を用意するところまでは丁寧にやって、そのあとは手を出さずに待てる人です。おもちゃの置き場所や、一日の流れは決まっている。でも、その中で子どもが何をどうするかは、子どもにまかせている。世話を焼くというより、育つ条件を整えるタイプ。

大事にしていること

子どもは、教え込まれなくても自分で育つ力を持っている——そう信じているところがあります。だから、こちらがやるのは「育ちやすい場所を用意すること」までで、そこから先は子どもの仕事だと考えている。手を出さないのは冷たいからではなく、子どもの力を信じているからです。

強み

「教える」と「放っておく」の間にある、いちばん難しい場所に立てること。子どもは自分で選んで、自分のペースで進めるので、集中が深くなりやすい。何かに没頭している子の後ろには、たいていこういう大人がいます。手出しを我慢できるのは、実はかなり高度なことです。

つまずきやすいところ

待っている姿が、まわりからは「見ていない」に見えることがあります。祖父母や園から「もっと声をかけたら」と言われて、自分のやり方が揺らぐ日がある。もうひとつは、子どもが本当に助けを必要としているサインを、待ちの姿勢のまま見送ってしまうこと。待つことと、気づかないことは別ものです。

気持ちが、少し楽になるかもしれない見方

「見守る」は説明しないと伝わりません。 まわりに理解されないのは、あなたのやり方が間違っているからではなく、外からは見えにくいだけです。
環境を整えた時点で、もう半分以上やっています。 何もしていない気がする日も、その部屋の形はあなたが作ったものです。
待てなかった日があっても、崩れません。 つい手を出した一日で、子どもの育ちが台無しになることはありません。

明日、ひとつだけ試すなら

待つと決めている日でも、1日に一度だけ「見てたよ」と言葉にしてみる。見守っていることは、伝えないと伝わりません。

ちがう風景の人と、一緒に育てるとき

パートナーが「灯台タイプ」や「たき火タイプ」のようにすぐ手を出す人だと、「なんで先に言っちゃうの」と思う場面があります。逆から見れば、相手は子どもの困った顔を放っておけないだけです。あなたの「待つ」と、相手の「すぐ動く」は、子どもにとってどちらも必要。場面ごとに担当を分ける(食事は相手、遊びは自分、など)とうまく回ることがあります。

となりに置いてみる考え方

モンテッソーリ — 整えられた環境と、子どもが自分で選ぶこと
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ピクラー — 乳児期から、急かさず妨げずに見ている
(連載で書く予定です)

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ほかの7つの風景

灯台タイプ先に光を置いて、そばにいる 導く・整える・寄り添う たき火タイプその日の風向きで、火を囲む 導く・流れる・寄り添う 山道タイプ先を歩き、ときどき振り返って待つ 導く・流れる・見守る 縁側タイプ決まった場所で、いつでも隣に 委ねる・整える・寄り添う 本棚タイプ並べておいて、選ぶのは子 委ねる・整える・見守る 小川タイプ流れに沿って、一緒に揺れる 委ねる・流れる・寄り添う 野原タイプ広く開けて、好きに走らせる 委ねる・流れる・見守る

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